血清には、病気におかされた細胞組織が血液中に放出する物質が含まれています。
血液検査でそれらの成分を分析することによって、病気の原因や症状の進み具合を知ることができます。

尿酸値の測定は、痛風を診断するときの基本的な検査項目です。

これは、血液を採取して自動成分分析器にかけて血清を分離し、血清中の尿酸の量を測定します。
尿酸値が基準を超えていると、高尿酸血症と診断されます。
高性能の測定器が開発されているので、検査は短時間で行われます。

尿酸値は、1dlの血清中に尿酸が何mgあるかを数値で示したもので、7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と判定されます。

しかし、尿酸値は常に一定の数値を示すとは限らず、年齢や性別、その日の体調、前日の食事や飲食の内容、運動量などによって変動します。
また、アスピリンなどの抗炎症薬や利尿薬を飲んだあとには、尿酸値が上昇します。

尿酸値は、毎日一定の幅で微妙に変化しています(生理的変動幅という)。
1日あたりの変動の幅はごくわずかですが、1週間、1ヶ月という時間のなかでみるとかなり大きく動くことになるので、正しい尿酸値を把握することが難しくなります。

そのため、尿酸値の測定は、1回だけではなく、日をかえて同じ時間に3回ほど調べ、その平均値をとってその人の尿酸値とするのが一般的です。

数回にわたって測定した尿酸値の平均が7.0mg/dl以上の高い数値を示す場合、高尿酸血症と診断されます。

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