痛風の発作が起こったときの処置を整理し、薬がどこにあるかを明示するなど、あわてずに対応できる環境にしておきます。
それには、家族にも、痛風について説明しておくことが必要です。

痛風発作は、ある日突然起こる

痛風の発作は、大半の人が、ある日突然、足の親指の付け根に激痛が起こることから始まります。
発作は、夜中から明け方に起こることが多く、発作の激痛のピークは24時間以内におさまりますが、痛みは普通2~3日続きます。
人によっては1日で終わってしまうこともあり、それほど痛みはなかった、という人もあるようです。
治療しなくても、通常1~2週間以内に症状はおさまります。

激痛が一時的なものなので、これで治ったと思い込んで治療を受けずに放置しておくと、高尿酸の症状がさらに悪化し、痛風の合併症を招くことになります。

そこで、痛風発作の特徴を整理しておきます。

痛風の発作が起こったときは、できるだけ早く専門医の診察を受けて下さい。

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痛風発作のポイント

痛風の発作が起こったときは、あわてず、冷静に対処してください。

●痛風発作は、ほとんどが男性に起こり、女性にはまれです。
日本人では、痛風発作を起こす人のほとんどは男性です。
女性が足の親指の付け根に痛みを感じるときは、その大半は外反母趾など、ほかの原因によるものです。

女性の場合、更年期を過ぎると痛風になる人が増えてきます

●発作を起こす年齢は、30~50代が中心です。
痛風は年々、若い人にも増えてきてきます。
過去には20代の人が発症することはまれで、大半は30~50代の男性に起こりましたが、細菌は、女性や若い人に増えてきました。
年齢のピークは、以前は50代でしたが、最近では30代となっています。

●1回目の発作は、6~7割の人が足の親指の付け根部分に起こります
痛風発作の代表的な症状は関節部分の激しい痛みですが、その大半は足の親指の付け根に起こります。
そのほか、足の甲、ひざやくるぶしの関節、まれにひじや手指の関節にあらわれることもあります。

●痛風の発作は、突然起こります
痛風の発作は、関節がむずむずするなどの予兆がある場合もありますが、ある日突然起こることが多く見られます。

●痛風発作には、激しい痛みが伴います
発作時の激痛は、痛風の代表的な症状です。
痛みのピークは24時間以内にきて、患部が熱をもって赤く腫れます。

●痛風発作が起こるのは、1カ所の関節だけです
痛風の発作が、2カ所以上の関節にあらわれることはほとんどなく、多くの場合、1カ所のみの関節で、7~8割は足の親指の付け根の関節に起こります。

●発作の痛みは、長くても10日以内におさまります
痛風発作の激痛は、2~3日でおさまるのが普通で、長くても10日以内で痛みはおさまります。
そのあと、しばらく発作はありません。
そのために、痛風の知識のない人は、治ったと思い込んで放置してしまいます。

最初に発作が起こったときには、必ず専門医の診察を受けて下さい。

●2回目の痛風発作は、忘れたころにやってきます
痛風の発作が起こる間隔は、痛風の進行状態によって異なりますが、初めての発作から2回目の発作まで、約6ヶ月から1年の間隔があるのが普通です。

その後、発作を繰り返しながら、治療を受けずに放置しておくと、発作を起こしている時間が長くなり、やがて関節が破壊されていきます。

発作がたびたび起こるのは、痛風の病状が悪化している証拠です。
早急に専門医の治療を受ける必要があります。

●痛風発作が起きたら、患部を冷やします
痛風の発作が起きたときは、炎症を抑えるために、発作が起きた関節を安静に保ち、患部を冷やして下さい。

湿布薬があれば最適ですが、ない場合は水や氷でも構いません。
患部を心臓より高い位置に上げた姿勢で冷やすと、鎮痛効果がアップします。

ただし、冷やしすぎると炎症が悪化することもあるので、注意が必要です。

いうまでもありませんが、「お酒でも飲んで痛みをまぎらわそう」などという考えは厳禁です。
アルコールはさらに炎症を悪化させ、発作を長引かせます。

初めて痛風の発作を経験すると、激しい痛みに驚いて、発作を起こした患部をマッサージする人がいます。
しかし、できる限り患部を安静にして、ただちに専門医の診察を受けましょう。

激痛の発作がおさまるまでは十分な量の鎮痛薬で炎症を抑え、発作がおさまってから、尿酸を下げる薬を使います。

痛風発作の特徴
1回目の発作は、6~7割の人が親指の付け根に起こる
痛風の発作は2カ所以上の関節にあらわれることはほとんどない
発作の激痛のピークは1日以内
発作の痛みは長くても10日以内におさまる
30~50代の男性に起こりやすい
発作は、足の甲、くるぶしの関節、親指の付け根に起こる
痛風の発作が起きたら、患部を冷やす
2回目の発作は忘れたころにやってくる

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